今年も東京国際フォーラムで3月9日から3月12日まで
アートフェア東京が開催されました。
2020年にはコロナ渦により中止となりましたが、
以降はアートブームと相まって入場者も増加し活況を呈しています。
海外ギャラリー
今年は海外からのギャラリーも多数参加していました。
また、入国制限が緩和されたため外国人も多かったですね。
PERROTIN
フランスを本拠にするペロタンのブースでは、米国の画家でルイヴィトンとの
コラボ作品を展開したケリー・ビーマンの絵画が展示されていました。
ファッショナブルな人物描写はとても素敵です。
Pearl Lam Galleries
香港・上海が本拠のパール・ラム・ギャラリーは、今回初めて
アートフェア東京に出展しました。
Lobby Gallery
東京国際フォーラムの地下1階ロビーギャラリーは、
入場券がなくても誰でも観賞・購入できました。
そごう・西武
西武渋谷店を起点に「Art meets Life」というコンセプトを掲げ、
現代アートを展開していますが、今回はNY在住でユニクロとのコラボもおこなった
「山口歴」を展示していました。
独特のブラシストローク、カットアンドペーストの表現方法での大作に
魅入ってしましました。
Artglorieux GALLERY OF TOKYO
大丸松坂屋が運営するギャラリーで、銀座SIXを本拠としています。
今回、地下1階の独立ブースを設置し、COCORO NAKAURA、田島治樹、南村遊、加藤ゆわ、裕人礫翔、大沢愛、知麻 等を出展していました。
またブースにおいては高村総二郎のカップヌードルの作品を出展していました。
梅軒画廊
京都にあるギャラリーです。
若手の高資婷と森萌衣 の2人展で美人画を展示していました。
Hall E
メインの地下2階のEホールはとても混雑していました。
またアジアからをはじめ外国人の姿も多くみられました。
カイカイキキギャラリー
大きなブースで人気を博していたのは、
久しぶりの出展となる村上隆率いるカイカイキキでした。
ブースをいっぱいに利用して独特のアニメチックアートを展開していました。
花田美術
人気アーティスト イリヤ・クブシノブの個展でした。
ロシア出身のイラストレーターで、数々のキャラクターデザインを担当。
全てネット抽選で人気の高さがうかがえます。
秋華洞
美人画の大御所 池永康晟 の個展です。
独学による岩絵具を使用した日本画です。
gallery UG
田島享央己をメインに圧倒的インパクトの展示でした。
田島享央己の猫とタコの絵は存在感があり魅入ってしまいますね。
gallery UG はロビーギャラリーでもブースを設けていました。
SH GALLERY
Backside works. 所属のSH GALLERY は、
仲衿香、山口真人、小泉遼、にいみひろき の展示でした。
どの作家も完売で人気の高さをうかがえます。
Mizuma Art Gallery
ミズマアートギャラリーは昨年同様 荻野夕奈
そして、青山悟、Iwan Effendi 等を出展しています。
荻野夕奈の男女画像は益々抽象化されながら肌感覚もあり魅力的ですね。
Gallery Suchi
五味文彦、小尾修、石黒賢一研 と写実画家の作品を展示していました。
biscuit gallery
岡田佑里奈、那須佐和子、山ノ内陽介 他 若手中心の人気画家を集めています。
ほぼ完売状態ですね。
MU GALLERY
山田美優、飯田梓等 若手女性アーティストを展示しています。
FUMA Contemporary Tokyo
FUMAでは、山田航平を中心に展示していました。
いつも多くの人が観賞しており、凄い人気でした。
靖山画廊
勝田えみの檜作品が展示されています。
3次元アニメのような可愛さの中に秘めた意志を感じる作品です。
みんなのギャラリー
吉岡雅哉 の作品が出展されていました。
独特の世界観を持った絵画が並んでいました。
多くのギャラリーが一堂に会して圧巻のフェアでした。
気づいたら4~5周もしてゆっくり作品を観賞したため
約3時間立ちっぱなしでくたくたになりました。
前売り券 4,000円 当日券 5,000円 安くはありませんが、
これだけの人気作家の作品を観賞でき元は十分にとれそうですね。
〇毎年3月上旬に日本最大のアートフェア東京が開催されます。
〇2023年は海外のギャラリーも多数出展しました。
〇日本の若手アーティストに勢いがありました。
〇人気アーティストはすぐに完売でした。
〇日本の現代アートの潮流が良くわかります。是非ご参加ください。
また、1作品でも購入できれば嬉しいですね。